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第9回学校に行きたがらない子への理解と対応ー開催レポート

ワークショップ開催レポート
2013年2月17日第9回子育て支援ワークショップ
学校へ行きたがらない子への理解と対応
ー新学年への準備、今親としてやっておくことーのご報告です。

【ごあいさつ】                         相談室「ゆずり葉」代表 後藤 弘美

ワークショップに参加されたみなさま、お疲れ様でした。
参加者総数25名と大盛況となりました。外は曇り空でとても寒かったのですが、会議室内は暖房も入れず窓も
少し開けていたのに、熱気でポカポカでした。
ゲストスピーカーの保護者の方のお話は、具体的でとても参考になったと思います。
手塚先生のお話は、いつもユニークで、不登校でひきこもりのお子さんが書いた「親への手紙」を読んで
くださいましたが、子どもの気持ちが手に取るようにわかり、とても感慨深い内容でした。
心理関係ワークシートの作成には皆さん真剣に取り組み、その後、後藤からの講義には参加者から積極的に
質問が出されました。



【ワークショップの手順と感想】                 進行役 上田 恵子


このたび初めての試みとして日曜日に開催しましたが、総勢25名と大盛況でした。今回は新学年を期に登校できる
よう、3学期のうちに準備すべきことについて話しを伺いました。

@ 不登校体験保護者2名の体験談
学校といかにうまく連携をとるかが大事であるということを、失敗経験、成功経験を交えてお話しくださいました。
 
A 対人関係ワークシートの作成 (後藤先生)
子どもとの心理的距離や様態を色鉛筆で書き表し、それをもとに3項(家族・地域・学校)コミュニケーションからの理解を深め、現在子どもがおかれている状況を把握しました。子どもと向き合うときに大切なのは、子どもの状況を把握し、子どもが話してくれたことは聞き逃さず書き留めること。それがグッドコミュニケーションにつながるとのことでした。

B 新学年の学習の準備と勉強の取り組み方 (手塚先生)
まずは考え方を変えよう!ということで“出来ないことは数えない、減点方式ではなく加点方式で!”というお話が
ありました。次に学年によってどこに力を入れて勉強するべきか、それぞれのポイントを伺いました。さらに塾講師だから聞ける「親に対する子どもの本音」を紹介。普段なかなか子どもの心がつかめない私たち親にとって、とても興味深く、考えさせられるお話しでした。

C 講義 (後藤先生)
3学期は来年度1年の学校環境が決まる特別な時期であること。そこを失敗しないために、学校へ相談する
タイミングや、先生とお話しする時の心構えや言葉についてなど具体的に詳しく教えていただきました。
最後の質疑応答では、子どものエネルギーを高めるために親としてできることはとにかく「聴く」こと。否定せず聴くに徹することが大事であると話してくださいました。

ご参加いただいた方々、そしてゲストスピーカーさん、ほんとうにありがとうございました。
このたび初めての試みとして日曜日に開催しましたが、総勢25名と大盛況でした。今回は新学年を期に登校できる
よう、3学期のうちに準備すべきことについて話しを伺いました。



         講義中の様子
                        
                                 講義中の様子

   対人関係ワークシートに取り組み中・・・

                          
                                みなさん、真剣ですね!

*アンケートの集計結果    回収17名


参加者内訳  母13名、父2名、支援者3名、ゲストスピーカー3名、スタッフ4名  計25名
       ( 中学生を持つ親 9名、小学生を持つ親 6名、高校生を持つ親 2名・・・複数回答)

(参加者の感想)自由記述
・改めて子どもの話を聴く大切さを実感しました。今後、不登校ぎみの高校生の居場所の作り方等を教えて
 ほしいです。
・聞いてみたかったこと、今一番心配していたことが手塚先生のお話によりすべて解決できました。
 また、「子供をとりまく心理関係ワークシート」がとても参考になりました。
・また、高校に向けての情報をとりあげてほしいです。
・言葉の使い方ワークショップ゚に出てみたいです。
・学校へ行きたがらない子の心理や対応(話し方)についてもっと知りたいです。
・初めての「子供をとりまく心理関係ワークシート」良かったです。言葉のもつ力や話を「聴く」と言った事がとても 大事なのだととても勉強になりました。
・考えを整理することができました。
・悩んでいる保護者がとても参加しやすい形でワークショップが行われている点が素晴らしいと思いました。
 手塚先生、とても魅力的です。男性のお手紙もありがとうございました。
・思ったよりも盛り沢山の充実した内容で大変勉強になりました。子どもが低学年で、学校自体の様子も
 よくわからないという状況なので、具体例がとても助かりました。あまり、不登校の事を周囲に言っていないので、 自己紹介は少しプレッシャーでしたが、今後はあまりこそこそせず過ごしていきたいです。

1.今回の参加は何回目ですか?
  初めて    10
  2回目     5
  3回目以上   2

2. ワークショップに参加していかがでしたか?(複数回答可)
  参加できてよかった         15
  リラックスして参加できた      7
  少し緊張して疲れた          1
  グループワークがよかった       4

3. ゲストスピーカーさんのお話は参考になりましたか?
 とても参考になった、少し参考になった      17
(具体的に何が参考になりましたか?)
・「社会勉強しなさい」「はりきらない」が素晴らしかった。
・何度も学校にアプローチした点、子どもを取り巻く環境をよくする点を第一に考えられた事がよかった。
・通知表「評価なし/」と「1」がつくことの違いについて参考になりました。
・担任の先生に相談しても変わらなかった時の切り替え方。担任の先生との関わり方。
・できたことをほめる加点方式を心に刻みます。
・学校と親との関係についての話・コツ・対応の仕方など。
・進級のこのタイミングでできることを具体的に話して下さったこと。
・新学期の準備の仕方や親の心の持ち方等。
・体験談が聞きたかったのでよかった。手塚先生の話もよかった。
・親としてどんな行動をされたかや、気持ちをうかがえてよかった。

4. 心理士のお話は参考になりましたか
 とても参考になった    17
(具体的に何が参考になりましたか?)
・新学期の切り替わりは張り切らないといったところ。自分はつい張り切ってしまうから。
・新学期に向けての取り組み方。
・学校へのアプローチを具体的に知る事ができた。
・学校と先生との接し方・話し方が具体的でわかりやすかった。
・3月(進級)のこのタイミングでできることを具体的に話して下さったこと。
・表情・名前・心配・言葉の話
・学校側の心理をも踏まえた親の具体的言動についてのアドバイス。
・先生との会話の方法など具体的でよくわかりました。相手の立場をよく考えることを受け取りました。

5. 参加人数はいかがでしたか?
 ちょうどよい 17

6. 今後参加してみたい内容はどれですか?
 ワークショップ            9
 教育心理セミナー          6
 子育てセミナー            4
 講演会                4
 不登校の親の会           8
 グループカウンセリング        2
 ゆずり葉のカウンセリング      6

7. このワークショップをどちらでお知りになりましたか?
広報うらやす 0   ニューファミリー新聞 1  市川よみうり新聞 0  浦安新聞 0  情報誌サークル 0 
情報誌ティータイム 0  情報誌スクエア 0  情報誌すまいる 0  美浜公民館 0  日の出公民館 0
高洲公民館 0  富岡公民館 0  当代島公民館 0  中央公民館 0   堀江公民館 0   
市民活動センター 1  Wave101 0   ゆずり葉からの郵便物 3   知人からの紹介 2    その他8


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